商品紹介

アルコールでもない塩素系でもない次世代の除菌剤ポリヘキサニドとは？

2020/04/10

ポリヘキサニド除菌抗菌コートはノンアルコール・非塩素系の除菌剤です。主成分のポリヘキサニド(PHMB)は無色無臭、安全性が高い成分で、細菌やウイルスに非常に高い効果を発揮します。施設の衛生管理から日用品や車内の除菌に至るまで幅広くお使い頂けます。

主成分ポリヘキサニドとは？

初めて聞いたという人もきっと多いはず、しかし、私たちの身近な所ですでに使用され安全性には定評のある成分です。

たとえば、コンタクトレンズの保存液やウェットティッシュに配合されています。業務用としても、食品加工ラインの洗浄や医療機器の洗浄、温浴施設や水を使ったアトラクションにおける水質管理に用いられています。

アルコール除菌や塩素系の除菌剤に比べて知名度はいまいちですが、さまざまところで実際に使われ、私たちの生活を支えています。

※正式にはポリヘキサメチレンビグアナイドと呼ばれる為、PHMBとも表記されます。

特長１:守備範囲の広さ

広く使用されているアルコール除菌剤、またにわかに注目が集まっている次亜塩素酸水は優れた除菌剤ですが、弱点が無いわけではありません。

アルコール除菌は、細菌やカビに効果がありますがノロウイルスには効き目がありません。アルコールでは除去できないノロウイルスは、次亜塩素酸水の酸化作用により不活化させることができます。しかし、次亜塩素酸水は有機物に反応する性質がありますので、タンパク質や脂質を含む汚れがあると、除菌作用が低下してしまいます。

ポリヘキサニドは、アルコールに比べて除菌できる対象が多く、次亜塩素酸水のように有機物による効果の低下が起きないという点で、それらの除菌剤よりも優れています。さらに、下の図のとおり、他の除菌成分と比較しても守備範囲が広いことがお分かり頂けるかと思います。

除菌できる範囲

特長2:人に優しく、素材に対して攻撃性が少ない

アルコールには強い臭いがありますし、皮脂を取り去る為、手荒れの原因ともなってしまいます。ポリヘキサニドは無臭で低刺激の成分ですので、人に優しく、お子さまやご年配の方がおられる環境やペットがいる時でも、気兼ねなく使用することができます。除菌頻度が高い医療関係者からも評価されております。

一方で、菌やウイルスに対しては秒単位で除菌作用を発揮し、しっかり仕事をしてくれる理想的な除菌成分です。

また、不足しているアルコールの代用品として、塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)を希釈して用いる場合、金属の腐食や脱色が起きてしまうことがありますが、ポリヘキサニド除菌抗菌コートはそうした心配が無い為、金属製のドアノブやファブリックにも安心してお使い頂けます。大まかに言えば、水をスプレーしてはいけないもの以外には、お使い頂けます。

他の除菌成分との安全性の比較については以下の図もご覧ください。

安全性の比較